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小型船舶安全統括管理者試験/小型船舶運航管理者試験について

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小型船舶安全統括管理者試験/小型船舶運航管理者試験

【受験体験記等】小型船舶安全統括管理者試験/小型船舶運航管理者試験

小型旅客船事業を営む上で、通常の許可・登録等の許認可に加え、事業者は安全管理等のために安全統括管理者と運航管理者をそれぞれ選任して、これを運輸局に届け出なければなりません。

これが法改正により、運航管理体制の強化・船員の資質向上等を図るため令和8年度より新たな安全統括管理者と運航管理者資格制度を運用することとなりました。

ざっくり言うと、国家試験に合格し、資格者証を申請、受有しなければならなくなりました。

筆者は、令和7年5月27日(火)に「小型船舶安全統括管理者」と「小型船舶運航管理者」を受験して合格しました。

この記事の下部にそのレポートを書いておきます。
※今後の資格試験・制度の状況にもよりますので、必ず最新の情報を意識されるようお願いいたします。
なお、資格者証の交付は令和8年度頃を想定しているので、試験自体は令和7年5月より開始していますが、その資格者証の申請自体は「まだ制度が存在していないからできない」という状況でしたが、安統管と運航管の資格者証の申請について、2025年8月現在では申請ができるようになっています

ですが、既存事業者については令和8年度末までに資格者証を交付されていればよく、資格者証の期限がたったの2年間という有効期限になっているため、早めに交付申請をしてしまうと、その分早く更新時期が来てしまいます。
このため、少なくとも既存の事業者については、交付申請のタイミングは令和8年度の10〜12月頃に申請するようなイメージでよろしいかと思います。

このような事情にかんがみ、既存の事業者は焦って資格を取る必要はないと思います。
ですが「最初の国家試験は簡単」というのが定説です。早めの受験を推奨するところです。

要するに、これまでは割と簡単に開業ができたのですが、試験に合格しないといけなくなった点と、試験合格後に実務経験が無いと資格者証の交付申請ができないので、開業にあたってハードルがかなり上がったと言えます。
とはいえ、資格試験の難易度だけで考えると、同じく事業を始めるのに資格が必要な業種である宅建業や旅行業の国家試験と比べて、そこまで難しい試験ではないと言えます。
(参考::宅地建物取引士は合格率15%程度)



小型船舶安全統括管理者の国家試験レポート

※この記事の筆者(高松大)の個人的な「感想等」です。
受験の参考にして頂ければ幸いです。

  • 試験時間:60分
  • 合格基準や合格点:不明(公表されていません。かなり不親切かと)
  • 試験終了までにかかった時間:見直し含めて10分
  • 試験の難易度:超簡単
    なお、国交省の「Q&A」では、「現在、船舶を安全に運航していれば合格できるレベルを想定しています。」と記載・公表されています。
  • 学習期間:トータル30分弱
  • 学習方法:国土交通省の安全統括管理者試験・運航管理者試験のページに参考問題が掲載されています。
  • 学習のための資料等:国土交通省の安全統括管理者試験・運航管理者試験のページに「試験科目関連法令等」という箇所があるので、このうちの「Q&A」を3〜4回程度読んでください。

国土交通省の安全統括管理者試験・運航管理者試験のページより

上記から受験される問題を印刷して、ひたすら問題を繰り返し解きます。
理想としては、6〜7回転できたら完璧です。
そもそも20問しか掲載されていないので、すぐに一周できると思います。
学習の8割はこの問題集を解いてください。

20問中、概ね9〜10問程度はまったく同じ問題が出題された印象です。
つまり、この問題例を100%解けるようにしておけば半分程度の点数を取れると思います。

また、国土交通省の安全管理規程(海事関係)に掲載されている「安全管理規程」も参考にされるとよろしいかと思います。
筆者は、海事代理士としてこの安全管理規程を熟知していたのが正直大きかったと思います。


出題された問題の印象

「現在、船舶を安全に運航していれば合格できるレベルを想定しています。」と公表されているとおり、正直「楽勝」という印象でした。
自信を持って正解したと思えるのは20問中19問でした。

ただ、これは筆者が海事代理士として安全管理規程を熟知しているという点が大きく有利に働いたと言えるので、一概に「超簡単」とは言えないのかもしれません。

それでも日本語の読解で「いや、常識的に考えてこれはないな」という感覚で解ける問題が多く、知識ではなく「国語」で解ける問題も多かった印象です。

ひとまず、問題集を中心にやってみるといいと思います。





小型船舶運航管理者の国家試験レポート

※この記事の筆者(高松大)の個人的な「感想等」です。
受験の参考にして頂ければ幸いです。

  • 試験時間:60分
  • 合格基準や合格点:不明(公表されていません。かなり不親切かと)
  • 試験終了までにかかった時間:見直し含めて15分
  • 試験の難易度:かなり簡単(安全統括管理者より「やや上」))
    なお、国交省の「Q&A」では、「現在、船舶を安全に運航していれば合格できるレベルを想定しています。」と記載・公表されています。
  • 学習期間:トータル30分弱
  • 学習方法:国土交通省の安全統括管理者試験・運航管理者試験のページに参考問題が掲載されています。
  • 学習のための資料等:国土交通省の安全統括管理者試験・運航管理者試験のページに「試験科目関連法令等」という箇所があるので、このうちの「Q&A」を3〜4回程度読んでください。

国土交通省の安全統括管理者試験・運航管理者試験のページより

上記から受験される問題を印刷して、ひたすら問題を繰り返し解きます。
理想としては、6〜7回転できたら完璧です。
そもそも20問しか掲載されていないので、すぐに一周できると思います。
学習の8割はこの問題集を解いてください。

20問中、概ね9〜10問程度はまったく同じ問題が出題された印象です。
つまり、この問題例を100%解けるようにしておけば半分程度の点数を取れると思います。

また、国土交通省の安全管理規程(海事関係)に掲載されている「安全管理規程」も参考にされるとよろしいかと思います。
筆者は、海事代理士としてこの安全管理規程を熟知していたのが正直大きかったと思います。


出題された問題の印象

「現在、船舶を安全に運航していれば合格できるレベルを想定しています。」と公表されていますが、より「運航の実務」を問われる問題だったという印象です。

印象としては、二級小型船舶操縦士の学科試験の船長の心得と運航あたりをちょっと勉強した方がいいかも?というところです。

出題された問題としては、記憶の限りでは(問題を持ち帰れない為)、記憶の限りの内容ですが、

  • 「総トン数」とは?
  • 「1海里」とは?
  • 「1ノット」とは?
  • 「10海里を5ノットで運航した時にかかる時間は?」
  • 「大雨特別警報ってなに?」
  • 「正面から波が来たらどうやって波を受ければいい?」
  • 「法定備品について」(信号紅炎とか)
  • 天気図について

などを理解しておけば解ける問題が出題されていました。
その他、天気図は苦手とする方も多いと思うので、その場合は「捨て問題」「当てずっぽう」でよいと思います。1問しか出題されない問題に時間をかけて学習をするのは極めて非効率だからです。

その他、「おや?」と感じる問題が多かった印象です。
小型船舶安全統括管理者に比べて問題例に掲載されている問題が少なかったなと。

ここはもう、ある程度「運要素」がありそうです。
また、問題の半分近くが「4つの肢すべて理解できていないと解けない問題」でした。

つまり、「以下の4つのうち、誤っているもの・正しいものの組み合わせはどれか」が多かったです。


以上より、小型船舶安全統括管理者に比べて対策が取りづらく、また、普段から船に携わっていないと正解が取りづらい印象でした。小型船舶安全統括管理者は正直、ほとんど無勉強でもいけるのでは?という印象でしたが、小型船舶運航管理者はそういう意味で多少ハードルが高いと感じました。



筆者が自信を持って正解したと思えるのは20問中15問くらいでしょうか。合格基準もわからない中、15問正解はやや不安になりました。仮に、合格基準が全体の80%となると、不合格になりかねないところです。


総評としては、いずれにしても問題例を中心にひたすら学習してみてください。




合格後について

合否については、試験後すぐにわかります。
試験後にメールで「試験結果レポート」が送られてくるので、このレポートまたは合格証明書と実務経験を証明する資料を添付のうえ、資格者証の交付申請ができます。







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